ストフリ弐式のGフレームを魔改造して、HG準拠の1/144ネオガンダムにする【製作編2】
マイティ―ストライクフリーダムは、ストフリ弐式にプラウドディフェンダーが合体した姿です。
通常のGフレームFAシリーズは、フレーム箱と外装箱の二つで1セットですが、今回、素材として使用したマイティ―ストフリのキットは、プラウドディフェンダーのぶん、さらにもう一箱が追加されていました。
一箱680円ですので、680円×3箱=2040円。
一方、HGのマイティ―ストライクフリーダムは、下記PRの表示の如く、定価2970円です。
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うーん。ガシャポンの標準価格が500円になってきている昨今、食玩の値段も天井知らずですな。
せめて、今回購入したGフレームは HG以上の作例になるように改造していきたいと思います。
途中段階。
山登りで言えば、まだまだ二合目ですね。
この時点では、「ガワの部分だけネオガンダムに寄せればいいや」と考えていたので、コクピット開閉もコアファイター化も計画していませんでした。
また、設定画には 上腕と太ももに一本の縦線が入っているのですが、それもオミットするつもりでした。
でも、この縦線は 当時の大河原デザインに数多くみられるのです。
F91との共通点を匂わせる意味もありますし、デザインの変遷を考察するうえでも 無視してはいけない要素かと思い、このあと石粉粘土で 表面を再形成しながら縦線を入れることにしました。
ビームサーベルは ランナーからスクラッチ。
ガンダムMk-Ⅲやダブルゼータと同方式の、ビームキャノンとしても使える仕様になっているため、柄を長めに製作します。
ほどよい長さに切りだしたあとは、ピンバイスで銃口を空けておきます。
バックパックは石粉粘土でおおよそのカタチを整形します。
もとの形状よりも、少しアレンジをしました。
特徴的な翼の部分はプラ板で。
製作中に、モヤモヤ感が付きまとっていました。手をかけたぶんだけ完成度が高まるのはわかっているのですが、そのぶん完成まで時間がかかります。
スーパーフリーダムの時のように、モチベーションを維持できなくなって だらだらと時間が空くのは避けたいです。
でも、風呂に入りながら ネオガンダムの完成予想図を考えていたとき、「やっぱりコクピットが開いた方が、他の作例と並べられるよなあ」と 思うようになり、コクピット開閉ギミックをしこむ決心がつきました。
上の写真のように コクピット部分を開いたあと、コアファイターのキャノピーに相当する透明パーツを 内部に仕込みました(さすがにコアファイターの内蔵・ドッキング機構まではオミットしました。Gフレームの構造が破綻するからです)。
その後の作業は撮影していませんが、いちど石粉粘土で コクピットカバーを製作したあと、耐久性に難があったため レジンパーツに置き換えました。開閉機構そのものは、HGビランビーのコクピットと同じ、ラベルシール式にしました。
機体各所を整形したあと、1000番のヤスリで表面処理をしておきました。
これは、以前製作した1/144ヘビーガンの表面のザラツキが気になった反省を活かすためです。
なんか過去の作例の改造ポイントが活きてきている実感があります。
ネオガンダムは ネコのように丸みのある曲線デザインが特徴です。
ストライクフリーダムの頭部は、耳にあたる部分でエッジが立っていましたから その部分をヤスリで丸めてみました。V字アンテナの基部もヤスリを駆使して ネオガンダムに近くなるように整えていきます。
次回につづく。