ストフリ弐式のGフレームを魔改造して、HG準拠の1/144ネオガンダムにする【完成】
RX-99(AFX-9000)ネオガンダム
小型モビルスーツ開発競争において、老舗のアナハイム・エレクトロニクス社はサナリィに後れをとった。事態を重く見たアナハイム社は、サナリィのフォーミュラシリーズの技術を非合法な手段で入手して新型モビルスーツの開発に着手した。これが、シルエットフォーミュラプロジェクト(SFP)である。やがて、SFPによって完成したF91の模倣機――シルエットガンダムは、F91と同等のスペックを有するに至った。このシルエットガンダムのデータをもとにして、F91を超える性能を目指したモビルスーツ開発計画が、シークレットフォーミュラプロジェクトである。このプロジェクトは、ブッホ・コンツェルンとの闇取引で入手したネオ・サイコミュ技術も取りいれながら順調にすすみ、アナハイム社の総力を結集する形でRX-99ネオガンダムとして完成した。ネオガンダムは開発コードの「AFX」からエフェックスとも呼称され、上層部のコネクションにて連邦軍への採用まで内定されていたともいわれている。事実、ネオガンダムのカタログスペックはF91を上回り、携行式大型武装のG-B.R.D(Gバード)はF91のヴェスバーを超える性能を示していた。
uvレジン
ネオガンダムを製作しました。本当は三笠の前にアップ予定でしたが、海軍記念日に三笠を掲載したかったので 前後が逆になりました。三笠の製作記事はのちほど。。。
GフレームFAシリーズが ちょうど小型モビルスーツの1/144サイズであることから、ヘビーガンの次回作を何か作りたいと思っていました。
当初はF90を作って、HGUCのF91と並べるのもオツかな、と思っていたのですが、漫画F91プリクエルを読んで、ネオガンダムを作りたくなったんです。
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正面から。
コクピットは展開します。
さすがにコアファイターとのドッキング機構までは 諦めましたが、一応キャノピー部分は透明なuvレジンで それらしく造形して コクピット装甲下にはめこんでみました。
長大なG-B.R.Dを携えながらのワンショット。
このG-B.R.Dは、メガバズーカランチャー並の火力だそうですが、そういえばZZガンダムのダブルビームライフルも、ビームマグナムや メガバズーカランチャー相当だったような。U.C.0080年代の方が 小型っていうのも 変な気はしますね。
たぶん、G-B.R.Dは「ZZやユニコーンよりも小型のジェネレータなのに、ZZ並の火力を維持できましたよ。どうしても武器だけデカくなりましたが」ということなのかもしれません。
そんなG-B.R.Dですが、あらためて持たせるとデカいですね。
ウイングガンダムのバスターライフルといい勝負です。
もしかしたら、「武器の方が本体」の風潮のはしりだったのかも。
バックパックを作ってみて、差し替え式なら カンタンにコアファイターにすることができるかも、と思い立ち、製作途中で予定を変更。
機首をネオジム磁石でくっつけて、主翼を横向きに差し替えるだけでコアファイターの出来上がりです。
せっかくなので、キャノピーは開閉式にしました。このあたりは製作編をごらんください。
設定通り、コアファイターは独立してG-B.R.Dと連結させることができます。
ますます「武器が本体」感です。
ビームサーベルはランナーを削り出したあと、ピンク色に塗装して表面をuvレジンでコーティング。さらに、100均のラメ入りシルバー塗料を上塗りしました。
ビームシールドはHGUC F91のシールドを型取り、ピンクのuvレジンで複製したあと、ラメ入り塗料を上塗りしました。
シールド発生器にしこんだネオジム磁石で 腕と挟みこんで装着させます。
ちなみに、シールド発生器の塗り分けは筆ではムリだったので、赤や黄色、黒色に塗ったラベルシールを貼っています。
最後に、ネオガンダムといえば このポーズ、このアングルという一枚。
かつての漫画「シルエットフォーミュラF91」の表紙を飾りましたね。漫画「F91プリクエル」では それをオマージュしたポーズが描かれていたのが印象的です。
2025年春の時点では、小型モビルスーツのHG化はまだまだです。クロスボーン・バンガードや木製帝国の機体が全然出ないですね(HG化されたのは、まさかのディキトゥスだけです。ベルガ・ギロスやクァバーゼ、バタラどころか、ヒロイン機のビギナ・ギナすらリリースされていません。ロボット魂で満足しろ、ということなのかな?)。
Gフレームで魔改造しがいがあるというものです。
個人的には、Gフレームのガンキャノンの再販を希望したいです。G・キャノンをカンタンに作れそうだからです。