ストフリ弐式のGフレームを魔改造して、HG準拠の1/144ネオガンダムにする【製作編1】
ネオガンダム。
いまだマイナーな部類の機体ですが、2020年代になってからようやく日の目を浴びるようになってきた気がします。
かつての90年代前半においては、おもちゃのBANBANやハローマックといった玩具屋でガンプラが並んでいました。F90関連のキットが、0083シリーズと騎士ガンダム関連のBB戦士、あと初代HGシリーズとともに陳列しているのです。
カウンター側のショーウインドーには スーファミの新作がズラリと並び、何を買おうかと鼻息を荒くしたものです。
あの頃の玩具屋には、この世の幸せの全てが詰まっていました。
と、これ以上ふけると懐古厨とバレるのでここまでにします。
今回いじるのはコチラ。
Gフレームのマイティストライクフリーダムです。というか、ストフリ弐式の本体の方です。
別にストフリがそこまで好きなわけではありません。
ついでに言っちゃなんですが、今回のお題に挙げたネオガンダムも、それほど思い入れのある機体でもありません。
ですが、F91プリクエルに登場してから、「あの時代に確かに存在したんだな」という実感がわいてしまったんですね。
で、なんとなく1990年前後の大河原デザインを見直しながら ネオガンダムに似ている機体は何かと探してみたところ、意外とストフリが似ていることがわかりました。
(注:一番ネオガンダムに似ているのはシャイニングガンダムだと思います。胸部、腹部、肩、ランドセル、頭部は全く違うデザインですが、四肢が酷似しているんです。改造を施すにあたって、四肢は対になっているぶん、同じ作業を二回やらないといけないので手間なんです。なので、ネオガンダムの素体にするのにベストな既発売ガンダムは何か、といったら、シャイニングではないかと思います。あるいは、コクピット機構なども作りこみたい方は、RG版クロスボーンガンダムも要所要所が似ているのでアリかと思います。)
ストフリの素組はコチラ。
ネオガンダムの設定画とくらべると、アンクルアーマーとかスネのダクトとか、パーツごとに見ると一致するんですね。
もちろん差異は異なりますが、Gフレーム独特のディテールに うまく紛れてくれるのでは、と思います。
まず、金色に成型されたフレームを、黒鉄色にリペイントします。
アクリル塗料の黒に銀を混ぜただけです。
むろん、塗料の食いつきを良くするために、あらかじめ全体をやすりがけしておきます。
パーツごとに形状を変更していきます。
フロントアーマーはプラ板と石粉粘土。
胸部は石粉粘土で造形していきます。
ヘルメットは、ネオガンダム特有の丸みが出るように全体をやすりがけしました。
ふくらはぎのダクトは、ラベルシール、すなわち紙です。
フィンの薄さと、造形の容易さを両立しる、コスパの高い方法です。
肩アーマーは、1/144 HGUC F91の肩アーマーをレジン複製したあと、それにプラ板をのせつつ、フレームと接続される内側装甲を形成しました。
その2につづく。
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