ガンプラ45周年ジオラマ-ホネの髄まで-1/144フルカラーモデルのグフ使用【製作5】
さて、1/144フルカラーモデルのグフを 改造する製作記事も、ついに第五回を迎えました。
ジオラマ製作の部分工作にすぎないので、製作編は まだまだつづきます。
ハの字加工。
ジオン系旧キットの定番工作ですね。
青い部分が成形色で、紺色の部分がフルカラーモデルで彩色されていた部分です。
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今回の工作全過程で言えることですが、元の彩色部分を なるべく残すように加工するのが 一番苦労しました。
そういうこともあって、他キットからのパーツ流用の誘惑に 何度目を奪われたか。
たとえば ジャンクパーツの中に埋もれたHGUCザクの両腕。
この腕部分を 置き換えてもいいのです。
その方が 可動範囲だってラクに確保できるはずです。
が、それでも旧キットを活かしたかったので、ジャンクパーツは 元の箱に戻しました。
続いて、フィンガーバルカンの改造です。
以前アップしたHGUCザク改造グフのときは、市販のパイプに置き換えましたね。
でも、この場面でも元のキットを活かす方向で加工。
一指ずつ、なおかつ一関節ずつ、極細の孔を穿いて 金属ワイヤーを通し、可動指にしました。
平べったいハンドパーツのまま、というのも アレはアレで味があるのですが、劇中もグフはヒート剣を両手持ちしたりしていますから、可動指にするのが やはり正解ではないかと。
なお、右手の方はコチラ。
そうです、ハンダです。
グフと言ったらハンダ。ヒートロッドと言ったらハンダです。
写真のように ねじり鉢巻き状に巻いていき、自由に曲がるヒートロッドの完成です。
ハンダ製ヒートロッドは、平成、令和以降も通用する改造手法ですが、難があるとすれば重量でしょうか。
どうしても重くなるので、腕の関節が緩いと、徐々に腕が垂れ下がってしまいます。
解決策としては、ハンダ部分を最小限にして あとは軽量の樹脂粘土などで ヒートロッドを延長する方法でしょうか。むろん、延長部分は可動しませんが、それでも基部に近い部分が グリグリ動いてくれれば、だいぶヒートロッドの表情も変わることでしょう。
次回、グフ製作編のラストです。