ガンプラ45周年ジオラマ-ホネの髄まで-1/144フルカラーモデルのグフ使用【製作7】

グフ本体の工作は、前回までで 終了しました。

本記事からは、ジオラマ全体の工作に移ります。

まず、「どういうジオラマにしたいか」についてですが、普通の戦場やデッキ風景ではなく、エキシビションのテーマである、「ガンプラ45周年」を意識した内容にしたいと思います。

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ガンプラの歴史や思い出が伝わるジオラマ。

それは、わたしが幼少期から現在に至るまでの ノスタルジアを表現したジオラマにしたいと思いました。

イメージボードがあれば伝わりやすいのですが、残念ながら そのイラストはありません。

大まかな内容を箇条書きにしてみると、

●ジオラマはプラモを作る<幼少期>と<現在>のシーンで 二分割。

●幼少期から現在への時の流れを表現

●ジオラマ中央には、ガンプラ工作中の様子を表現した、フルカラーモデルのグフを配置。

●工作中の様子を表現するため、グフの台座は両手を模した粘土細工。

といったところです。

まず床を作りましょう。

ガンプラ 45 周年 記念 ジオラマ ディオラマ 旧キット gunpla ganpla gunnpla gannpla

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プラ板全体をヤスリがけして 塗装が食いつきやすくなったところに、薄い黄緑のアクリル塗料を 塗ったくります。

そして、一層目が乾いたあと、色の濃淡を意識して 細筆で木の紋様を描いていきます。

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けっこう年季のはいったフローリングになりましたね。

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フローリングにテーブルがあり、その卓上でプラモデルをいじっている風景をイメージ。

学習机にしようと思いましたが、アイスカップのフタが いい形をしていたので丸型テーブルに予定変更。

足の部分はごらんのペットボトルキャップ。

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小道具はもちろんガンプラ。

新旧のキットの箱を ミニサイズで作っていきます。

ガンプラのパッケージは、実際に手元にあるものを撮影したり、ネットで拾ったりしました。

なお、このサイズに合うガンプラは 艦船キットに付属したモビルスーツを流用する予定です。

製作編その8につづく。

※追記になりますが、2月16日に海洋堂の宮脇修さんが逝去されたそうです。

ニュースでは宮脇会長と海洋堂を「オマケ付お菓子で大ヒット」と言っていますが、海洋堂の本質はそこじゃないです。フルタ製菓と袂を分かつくらいの造形魂が、日本のホビー界を牽引してきた事実こそ報じるべきであって、お菓子のオマケなどは 海洋堂がホビーに無縁な人々にも名を知られるようになった ただのキッカケにすぎません。宮脇さんがいなければ、今日の日本のホビー界は存在しなかったでしょう。

田宮模型は、日本模型を全世界のトップブランドに押し上げた先駆けでした。
そしてバンダイ模型とタカラは、プラモデルの楽しさをマニア以外の全年齢層に浸透させ、模型メーカーを商業として安定させた中興の祖でした。

では、海洋堂は?

彼らは「永遠の文化祭前夜」を地で貫くマニア集団かつ造形集団であり、ホビー界という巨星において、グツグツと煮えたぎる マグマ核のようなものです。彼らがいなければ、ガレージキットという文化を通じて、本邦で造形技術が磨かれていくこともなかったでしょう。「作りたいものを作る」「なければ作る」という精神を守り、彼ら造形師たちを 商業面で支え抜いてきた宮脇さん。歴史に大きな名を刻まれた、偉人のご冥福をお祈りいたします。

やそろく仙人

内科医です。模型やらTRPGの愛好家です。

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