ガンプラ45周年ジオラマ-ホネの髄まで-1/144フルカラーモデルのグフ使用【製作8】
前回は、フローリングとテーブル、小道具製作について触れました。
さて、今回は人物の造形からです。
ジム君は幼少期のわたし。
こたつに入りながら、今でいう旧キットを いじっていました。
ジム君の持つズゴックは、あえて無塗装。
ほかのガンプラはどう配置するか考え中です。
あたりに散らばっている ガンプラの箱や説明書は、プリンターで印刷紙からチマチマと作成しました。
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ハナシは逸れますが、小児ジムといえば、ジム・ヘンソン一家が有名です。ナイトガンダム物語の。
彼ら一家は 伝説の巨人(←巨神ではない)に家を踏みつぶされ、世界中を放浪するハメになったのですが、じつは一人息子であるジム・ヘンソンJr.は、ナイトガンダム物語全編において 非常に重要なキャラクターに位置付けられているのです。
というのも、ジム・ヘンソンJr.は、のちのインディガンダムとして ラクロアの戦士へと成長し、騎士アムロとともに 第3作<聖機兵物語>以降にも登場するのです。
しかも、けっこうな強キャラ。
それだけではなく、実はスペリオルドラゴンが ジークジオンを打倒したのち、依り代となっていたザクレロキャットを サンタガンダムから渡される、という後日談まであるのです(スペリオルドラゴンが 再びナイトガンダムとサタンガンダムに分離し、その片割れであるサタンガンダムと出会ったジム・ヘンソンJr.が、彼を「サンタガンダム」と間違えたことによる)。
ジム・ヘンソン一家は、カードダスではHP10のザコキャラですし、ファミコン版騎士ガンダム物語1では、
と、このような誤植まで されてしまう扱いをうけていますが、ナイトガンダム物語の真のストーリーテラーは 彼らなのかもしれません。
と、ものすごく脱線したので ハナシを戻します。
幼少期を ジムくんで表現するのであれば、現在を表現するのは、「ジムから45年経過したモビルスーツ」ということで、ヘビーガンあたりにしてみましょう。
ヘビーガンなら、以前Gフレームを使ってスクラッチしたことがありますが、今回は ジャンクパーツの中から ガンダムMkⅡのヘルメットを使って、ヘビーガンの頭部パーツを新造することにします。
どんな風になるのかは、完成記事をお楽しみに。。。
さて、続いて、フルカラーグフを載せる台ですが、こんな感じにしました。
樹脂粘土で、1/1スケールの子どもの手を作成。
この手のひらにグフを載せて、「最後の1パーツをはめよう」というシーンを作ります。
さらに、もっともう少しにぎやかにしたいと思いまして、
ガシャポン戦士たちを レジン複製しつつ、ポージングを変えてみました。
選んだのは、SDガンダム人気の中心だった、武者頑駄無と騎士ガンダム。そして、大河スペシャルという名前だった時期もある、複雑な経歴をもった農丸です。
この人選(?)に、さらにコマンドガンダムも 加わってくれれば 言うことはないんですが。
ともあれ、彼らレジェンズにも 手伝ってもらいましょう。
手にはランナーを そのまま差しこんでいます。
あえてランナーは むき出しのまま。「ホネの髄まで模型魂」ってことですね。
使用ランナーも、よく見ると旧キットから プレバンの新商品のものまで混ぜてみました。
ここまでの記事を読んでいただいた方には なんとなく察してもらえると思うのですが、今回のジオラマは ショッピングモールに展示されるわけですから、ガンダムのことなんて知らない一般人をターゲットにしています。
ですが、その中に わかる人にはわかる小ネタを、これでもか、と詰めこんでみました。
彩色をして、配置を決めていく最終段階を撮影したものです。
ジオラマ左半分は 絨毯をイメージしましたが、この撮影のあと 素材を一新しました。
さて、次回はいよいよ完成記事になります。お楽しみに。