ギャンキャノンにギャンバルカン! これぞHGギャンの改造祭り!
MS-15C ギャンキャノン
ギャンキャノンは、ゲームソフト『ギレンの野望』でif設定された、ジオン公国軍のギャンバリエーション機のひとつである。本来は近接戦闘に注力されたYMS-15ギャンであるが、肩越しに180ミリキャノン砲を2門、かつ前腕部にグレネードランチャーを装備させることで、サーベルを手放すことなく射撃戦にも対応することが可能となった。中距離支援機として申し分ない性能を誇り、地・宙、および近・中距離戦のいずれにも対応する汎用傑作機である。
ギャンバルカンは『ガンダムビルドファイターズ』に登場した改造機で、上記のギャンキャノンに似た運用が想定されているが、180ミリキャノン砲の代わりにバルカン砲、そして小型ミサイルポッドのシールドを2枚備えている。バックパックも大型化しており、素体となったギャンの直推力の向上が見て取れる。
さて、今回は前記事のYMS-15ギャンを素体に、ギャンバリエーション機を製作しました。
ガンダムオタクたちの間で一世を風靡したともいえる『ギレンの野望シリーズ』において、ギャンキャノンのインパクトは大きなものだったと思います。
ネーミングの響きもさることながら、本末転倒を地で行く機体に総ツッコミが入りましたが、その性能は折り紙つき。連邦側でプレイしていると、いつの間にかギャンキャノンに包囲されている場面になったのを覚えています。
さて、2010年代にガンプラ人気を加速させたのが、『ガンダムビルドファイターズ』でした。ギャンバルカンは、その第一作目に登場した機体でしたね。正史ではギャンの活躍シーンが少ないぶん、ギャン祭りともいえるその活躍ぶりには目を見張りました。
このビルドシリーズ第一作目は、模型製作シーンにもきちんと力を置いていたり、瞬間接着剤で関節を固めてパンチ力を高めるエピソードを盛りこむなど、ガンプラをテーマにしたアニメ作品として秀逸だったと思います。ところが、シリーズ化するにつれて肝心のプラモ製作の話はおざなりになり、気合いで打開するワンパターンの物語展開になっていってしまったのが残念でした。
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まずはギャンキャノンの砲撃姿勢から。
キャノン砲は、先日ゲットしたHGUCダブルゼータガンダムのダブルビームライフルの砲身をレジン複製したものです。それを、ギャン・クリーガーの余剰パーツとなったノーマルギャン用バックパックと直結させました。
肩パーツはギャンバルカンのパーツをネオジム磁石で脱着できるように加工しつつ、装着角度を変更。また、本来はサーベルが収納される袖口は、柄を抜いて大型バーニアとしました。セイバーガンダムもそうですが、肩の先っちょにサーベルがついてるのって、取りにくくて実用的ではないと思うんです。あまりカッコいいとも思えませんし。
前腕部のグレネードランチャーはスクラッチ。
HGUCゲルググ/ゲルググキャノンを手に入れてレジン複製しようと企んでいたのですが、2年たってもゲットできないので自作することにしました。
砲身はランナーを使い、ネオジム磁石で装着できるようにしています。
こういう射撃姿勢のとき、モノアイを可動させられるように工作しておいてよかったと思います。
とくに首を仰ぐ姿勢をとりにくいデザインなので、モノアイが動くのは効果的だと思います(いや、首を動かせないからモノアイが動くデザインになっている、というべきか)。
こちらはギャンバルカン。
ビルドファイターズ本編では盾を二枚持ちにしていますが、ゆらりと近づいてくる不気味さを表現したくて、あえて剣と盾持ちにしました。
ちなみに、ギャンバルカンのデザイナーは、かの寺岡賢司さん。『ガンダムOO』のティエレンやアヘッドのほか、『攻殻機動隊』のタチコマのデザイナーとして有名です。
また、ギャンバルカン換装キットの『ヴァリュアブル・ポッド』とは、直訳すると「大変よい壺」です。由来は言わずもがな、マ大佐のあの言葉ですな。
ギャンバルカンの頭部形状は、のちのR・ジャジャへのつながりを意識した形にアレンジしてみました。
いっそ、ナイトガンダムやロビンマスクみたいなバイザーを着けてみようと思いましたが、そうするとすっかりギャンスロットになってしまったのでやめました。
今回の改造パーツ。
右側のガトリング砲をギャンバルカンに持たせたどうなるでしょう。
おそらくヘビーアームズみたいな感じになって、ますますギャンの運用思想から乖離していきそうです。
同じギレンの野望シリーズから、ギャンクリーガーとの共演。
ギャンキャノンからの砲撃支援を受けながら、クリーガーが大型ランスを携えて突撃をかける直前の場面ってところです。
こうして見比べると、クリーガーの各部のデザインはだいぶ違うのがわかりますね。








