米海軍仕様のラプター?! F-22Nシーラプター(Sea Raptor)を作る【製作編2】
前回からの続きになります。
NATF計画機の主軸として開発がすすめられた F-22Nシーラプター(Sea Laptor)ですが、冷戦の終結で計画は凍結します。
とはいえ、NATF計画の発端となった、F-14Dの老朽化は避けられません。
そのため、シーラプター計画の 発展的中止というかたちで、スーパートムキャット21計画が立ち上がるのですが、空対艦ミサイルの マルチロール化に失敗したことや、「F/A-18改」ともいえる F/A-18E/Fスーパーホーネットが トムキャットの後継機に選ばれたこともあって、このスーパートムキャット21計画も 霧散してしまうのでした。
やはり、時代の要求であるマルチロール化に失敗したことは痛恨だったようですね。
(たぶん この記事をお読みの方には釈迦に説法でしょうが、マルチロールとは”なんでも屋”のことです。制空戦闘もするし、爆撃もしちゃう汎用機ですね。)
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実際に胴体の上部、下部で翼をサンドイッチすると、プラ板の厚みで うまくおさまりません。
胴体側も それなりに削りこみましたが、プラ板自体も少し薄くしないとなりません。
が、厚みがあってこその翼。可動箇所を より重点的に削ることにしました。
何度も調整したのち、ようやく胴体の上下を貼り合わせます。
動翼も、主翼に合わせてカット。
外縁が一直線上にならぶことで、ステルス機らしい整合のとれたフォルムになります。
シーラプターに改造するうえで、意外と動翼の処理がミソかもしれません。
ディテールラインをスミ入れ。グラデーション効果も狙って、はみ出たところは あえてボカす程度に残すことにして、すっかり拭きとらないようにします。
ここまでやっておいてなんですが、どうも機体前面に スキ間が出来てしまったのが 気になりました。
ここは石粉粘土で埋めて整形しておきます。
パーソナルマークは、筆塗りで頑張ることにしました。
ちょっと粗いですが、及第点としておきましょう。
このメビウスのマーク、ご存知の方も多いのでは??
次回、完成編です。
(ひとりごとですが、ガンプラエキシビションの製作編が ダラダラと長すぎたので、製作編はもっと要点を抑えるように反省しました。あと、今までなんでもかんでも画像を貼りつけた結果、サイトの容量が満杯になってしまいました。サイトの引っ越しも考えましたが、検索エンジンに引っかからなくなる恐れもあり、結局現行のサーバーに対して容量アップの有料プランに移行することになってしました。画像のアップも、もっと選考しないとダメなんですね。)