米海軍仕様のラプター?! F-22Nシーラプター(Sea Raptor)を作る【完成】

F-22N シーラプター Sea Raptor

F-14トムキャットの後継機開発をめぐり、アメリカ海軍はF-22 ラプターの海軍仕様機を計画した。試作機であるYF-22の設計図をもとに、艦載運用を視野にいれて主翼を可動翼としたほか、尾側にあたる動翼の形状が変更された。この新型機は、F-22N シーラプターと称されて検討が進められたが、ラプターが抱える高コストと技術的な問題をクリアすることができず、実現には至らなかったといわれている。なお、本機は世界的に人気の高いトムキャットの後継機として注目を浴びたこともあってか、トランスフォーマーG2期におけるサイバトロン戦士、ジェットファイヤーのファイターモード(1995年発売)として採用されたこともある。

*使用キット

 今でこそ知る人ぞ知る、幻の機体となってしまった F-22Nシーラプターですが、ラプター配備前後の時期には、「海軍仕様機も登場するらしいぞ」と、それなりにウワサされていたようですね。

 ちなみに、トランスフォーマー”G2”とは、息の長くなってしまった トランスフォーマーという作品群を、世界観と玩具展開時期によって分けたものです。

 G1期は初代の「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー」から 始まる物語を差し、コンボイ(オプティマスプライム)とメガトロン様の 愛憎劇が繰り広げられ、92年の「合体大作戦」で 一旦終了となります。勇者シリーズの 基礎が固められた「トランスフォーマーV」も、このG1期に含まれます。

 一方、G2期はそれ以降の作品群を差し、ビーストウォーズなどが該当するでしょう。G2期はG1期に登場したキャラクターたちが デザインを一新して再登場していますから、あるイミ転生した姿といえるでしょう。

このG1・G2という区別は、仮面ライダーの「昭和ライダー、平成ライダー」という括りに近いかもしれませんね。

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と、雑談が過ぎてしまいましたが、こちらが完成写真となります。

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

1/144サイズとは思えないモールドの情報量です。

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

一応、F-14Bトムキャットのときと同じように 駐機状態にもなるように ハッチやらランディングギアやら作ったんですが、色剥げと細いパーツの紛失・破損が怖くなり、飛行状態オンリーの仕様にしました。特に、開閉を要するウェポンベイで 色剥げが起きそうだったんです。

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

主翼と動翼の外縁が一直線に並ぶのが、シーラプターの特徴のひとつです。

ステルス機らしい、一体感のあるデザインです。

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

実機の映像を見る限り、こういう部分にマーキングはされていません。ステルス性に悪影響が出るからでしょうか。

今回は、”ケレン味濃い目”の模型映えを 優先することにしました。

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

この角度で十秒ほど眺めていると、なんとなくN-ノーチラス号や ムーンライトSY3号を連想してしまいます。わたしだけでしょうか?

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

空母の写真と合成したい一枚です。尾ビレにあたる動翼も動いているのがミソです。

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

海軍仕様らしく、波の迷彩を施したかったのですが、いつもの100均アクリル塗料では ディテールが埋没すると予想されたため断念しました。

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

1/144 ラプター シーラプター、Sea Raptor エフトイズ PLATZ 改造

マスキングテープを使いながら エースコンバット4のプレイヤー機<メビウス・ゼロ>の パーソナルマークを筆塗りしました。

本物では、さらにバックに飛行機の軌跡と惑星も描かれるはずなのですが、そこまではムリでした(笑)

次に戦闘機モデルを作るなら、F-2バイパー・ゼロか、F-18をベースにしてビック・バイパーへのスクラッチを目指したいと思います。

余談ですが、北海道に旅行に行ってきました。

新千歳空港を経由したのですが、ガンダムベースの開店は、わたしが帰る翌日でした(笑)。

やそろく仙人

内科医です。模型やらTRPGの愛好家です。

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