HGのGQuuuuuuX(ジークアクス)版ザクをプチ改造!
MS-06 ザク
ザクはジオン公国の制式採用量産型モビルスーツである。旧型機のMS-05通称”0ザク”から発展した機体で、宙陸で稼働する高い汎用性を有している。一年戦争が公国軍の勝利で終戦するまで主力として活躍したが、新型機が開発された戦後は民間に払い下げられ、軍警や違法決闘などに用いられた。OSによってモノアイの色が変わり、銃火器仕様の戦闘用OSが挿入されているか否かは外部から容易に判別できる。
ジークアクスとは何だったのか。
わたしが思うに、いい齢をした大勢のオタクたちが、リアルタイムで「あーでもない、こーでもない」と考察を述べあう様相そのものを具現化させた作品であり、その80年代的な熱気を楽しんでもらいたい、というエンタメアニメだったのではないかと思います。
ジークアクス版ザクの大腿部がタンクなのは、実は書籍『ガンダムセンチュリー』時代からの設定です(だから「高機動型ザクの太腿は太め」とされているのである)。
そういうファースト世代の小ネタ、設定を無視せずに、なおかつ平成時代の冷笑主義から抜け出して、令和にふさわしいオタクアニメを実現しようよ……ジークアクスの作風からは、そんな生粋のオタク集団『カラー』の意気込みが感じられます。
さて、そんなジークアクス版ザクですが、わたしの兄から贈られたプラモです。
作ってみると、下手に改造するよりも、ゲート処理などの基本工作を丁寧におこなうことを心掛ける……そんな良キットでした。
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今回は部分塗装に留めるつもりでしたので、一番最初のランナー状態からスミ入れをしてみました。
うん、スルスルとスミが進みます。
このあと、説明書通りに組み立てつつ、一部の合わせ目を消したり、スパイクアーマーと脛アーマーに鋳造表現を施すといった、「どうしてもオリジナル要素を入れたい」という衝動に駆られながら、なんとか製作しました。
まずはバックショット。
バズーカをラックしておけるように、腰にランナーから自作した露天式コンテナをくっつけました。
コンテナというよりバズーカラックです。取り外し可能。
傾斜の緩急が特徴的な、山下いくと氏のデザインラインに寄せたつもりです。
いっそ、製作方針をGQ版マインレイヤーにして、爆薬を積んだ方がよかったかも。
ザクマシンガンとバズーカのグリップ前面は、キットのままだと三角形の板状になっています。
これはこれで味があるのですが、設定ではパイプのようです(プラモのパッケージもそのようになっています)。
そこで、事務用クリップの金属部分に置き換えてみました。
本来はあと一回り太めのパイプにするべきでしょうが、1/144サイズですと、このくらいの方がディテールとして細かく映るかなぁと思います。
さりげなく、シールド裏に予備マガジンをネオジム磁石でくっつけているのもポイントです(ドラムマガジンはレジンで複製しました)。
このジークアクス版ザクのデザインは、見ての通り緻密なディテールで埋め尽くされていますが、肩部シールド表面には一切のディテールラインが施されていません。
その意図を汲みとるべきかと思い、わたしもあえて変なディテールは入れず、シールドの断面にのみスジボリを追加しました。
正史だとスカートアーマーに携帯するヒートホーク。
ジークアクス版ザクではどこにしまっておこうかな、と考えた矢先、同時製作していたフィンファンネルのカスタムパーツから、ちょうどよさげな把持パーツが余りました。
そのパーツを左前腕に突き刺して、斧の置き場は左前腕にすることにしました。
モノアイは蓄光レジンで光ります。
このレジン、ビランビーやダーナ・オシーの羽根でも使っていましたが、騎士ガンダムの魔法陣やヒュッケバインのI・フィールドでいい感じだったので、最近のわたしの中でのトレンドです。
左肩のスパイクは、設定ではツンツンに尖っているのですが、なんとなく先端が鈍な方がクールな気がして、あえてキットのままとしています。
他のモデラ―さんの作例も拝見すると、ジークアクスの世界線における高機動型ザクなども人気のようですね。
ところで、模型投稿サイトでは古株にあたるモデラーズギャラリー様が、最近アクセスできなくなってしまいました。プロ級の作例ばかりが投稿されるサイトでしたので、いつも楽しみに閲覧していたのですが……。一日でも早い復旧を願うばかりです。








