HGヒュッケバインを、旧シリーズを想定しながら改修改造して完全版にしてみた。
PTX-08R ヒュッケバイン
DC戦争、インスペクター事件など、異星人との激戦をくぐり抜けてきたロンド・ベル隊。彼らに向けて建造された最新鋭機が、このヒュッケバインである。そのブラックホールエンジンには、テスラ・ライヒ研究所が解析した異星人の技術が応用されており、νガンダムやF91などのエース級に匹敵する高い機動性が実現した。さらに、ヒュッケバインにはロシュ・セイバーとプラズマソードの二種類の近接戦闘武器に加え、パイロットの脳波で操作されるリング型ビーム刃のリープスラッシャー、広範囲を爆撃するマイクロミサイル、そして小型ブラックホールを生み出す超兵器、ブラックホールキャノンなどの武装が用意された。防御面においても、ブラックホールエンジンを利用した分身機能と、ビーム攻撃を無効化するI・フィールドを備えており、本機は攻守両面においてビルバインと双肩を成す機体として完成した。
これまで改造手法記事で取りあげてきたヒュッケバインですが、本記事はその完成版を掲載します。
スパロボシリーズは、ウィンキーソフトが開発した旧シリーズ(第〇次シリーズ)、バンプレストの子会社であるバンプレソフトが開発したαシリーズなど、開発元が変遷しています。もともとロボットアニメ好きに向けたニッチでコアなゲームですから、版権獲得の苦労に見合うだけの収益が乏しいのかもしれません。
それはともかく、わたし自身が初めて接したスパロボは、プレステの「スパロボF(第四次の移植版:参戦機体が増え、実質新規)」でした。しかも、このHGヒュッケバインのキット開発記事を読むと、元々の「第四次」版のデザインを崩さないことを念頭にいれて金型を設計したといいます。
そんなわけで、今回のヒュッケバインは「第四次」「F」の機体を想定して製作してみました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
改造記事にも載せていましたが、設定画に近いポーズを再掲します。
合わせ目を消して部分塗装をしたあと、肩、フロントアーマー、脚部にディテールラインを加えています。凹凸のメリハリを強調し、主人公機らしくケレン味を効かせたかったので、仕上げに紺色のパステルでグラデーションをつけています。
コクピット開閉ギミックを設けたので、100均のハンガーデッキと並べてみました。整備士、パイロットフィギュアも作ればよかったかな(ヒュッケバインのスラスターがつっかえて、ハンガーデッキに入りきらなかった)。
左型にはロンド・ベルの部隊章もつけてみました。
バックショットはこんな感じです。
ちょっと前傾姿勢だったのでお腹の中が見えちゃっています。
腰部リアアーマーのディテールラインも、ディバイダーで付けました。
リープスラッシャー!
HGヒュッケバインには様々な手のパーツも付属しているので、ポージングが楽しいです。
こっちのショットの方が迫力あるかな。
なんとなく、ジャンクパーツに埋もれていたビームガトリング砲を持たせてみました。
この鉄砲、どのモビルスーツの武器かわかりますか? 答はのちほど。
なお、この写真で気づいてほしいのはバックパックのマイクロミサイルですね。
一度キットを完成させたあとに追加しました。
HGUC版ZZガンダムのマイクロミサイルをレジン複製し、3列を2列に修正したものを挿入しています。開閉ギミックはコクピットと同じ要領ですが、さらにネオジム磁石でしっかり閉まるようにしました。
反省:改造は計画的に。。。
いまいち存在感の薄いプラズマソード。プラズマカッターと書かれている記事もあるようです。
キットには付属していませんし、そもそもデザイン自体が見当たなかったので、クリアパーツのランナーからでっちあげました。
ロシュ・セイバーより低威力なので、細く弱々しい感じになるようにレイピア風にしてみました。
ロシュ・セイバーはこちらですね。
ビームサーベルそのものです。
さて、マイクロミサイルを追加したあたりから、このヒュッケバインを
「よし、いっそ完全版にしてやる」
と思うようになりまして。
武器を自作するモデラ―さんは多いのですが、I・フィールドを作る人はあまり見かけないため、透明レジンで「敵のビームを弾いているシーン」を再現してみました。
キット付属の固定具、大活躍です。
しかも光る!
騎士ガンダムの魔法陣と同じ要領です。大きめのガシャポンの球体ケースを型にしました。
スパロボのボスたちが食らい続けたブラックホールキャノン。
彼らはゴーフラッシャーを浴びたあと、ハイパーオーラ斬り(魂でデバフ)とブレストファイヤーに耐え、超電磁スピンとフィンファンネルにもなんとか堪えますが、最後はコイツかイデオンガンの餌食になっていました。カワイソス。。。
ちなみにシャインスパークも高威力でしたが、ゲッターは紙装甲だったのでザコ狩りに使っていました。
最後に、今回の作例でヒュッケバインに持たせたガトリング砲について。
あれは武者仁宇頑駄無のときに余ったヤクト・ドーガ(FWアルティメットオペレーションシリーズ:2000年代にフュージョンワークス開発、バンダイ販売の食玩)のものでした。
割としっくりきたので、このまま持たせてみます。
HGヒュッケバインは、パーツ数も標準的なうえ、あまりアレコレと手を加えなくても、十分プレイバリューの高い良キットだったと思います。













