八雲の名において命ずる。出でよ、光牙（コアンヤア）！　【１００均樹脂粘土で自作】

光牙（コアンヤア）

光牙は、藤井八雲がガルガとの戦いを終えたのち、秘術商人ハズラット・ハーンから授かった（？）、新たなる獣魔である。光の性質上、反射物には無効であるばかりか、使役者である八雲の力が未熟なうちは光牙といえども有効打となりえない場面も見受けられた。しかしながら、光術として最強レベルの破壊力をもたらす光牙は、八雲の成長とともに主戦力として活躍してゆくのである。

サザンアイズの自作フィギュア第二弾は、八雲の最強獣魔である光牙！

個人的に一番好きな土爪（トウチャオ）は　まだ楽しみとしてとっておきます。

サザンアイズの魅力のひとつは、八雲のレベルアップが使役獣魔というカタチで　わかりやすいところにあります。

たとえばONE　PIECEでは、ルフィが「ゴムゴムの～」といって、必殺技を叩き出しますが、わたしの場合は「アレっていつ習得したの？」と思ったりしてしまいます。

いや、ONE　PIECEは　そういうツッコみを野暮と思えるくらいの　勢いがあるので　あれはあれでいいんですが。

八雲の場合は、獣魔の卵との契約シーンが描かれていて、徐々に使える術が増えていきます。

で、獣魔と契約したからといって、いきなりチートになるわけでもないんですね。

八雲が初めて光牙を実戦で放ったのは、マレーの赤雨に登場した怪物相手でしたが、このときは　川の波しぶきで　あっさり跳ね返されてしまいました。

傀儡の怪物にも効きませんでしたし、「最強レベルの獣魔を手に入れたからといって、使いこなせるわけではない」という描かれ方が、八雲はまだまだ成長していかなければダメだと読者に伝わったものです。

さて、前置きはこのへんまでにして、光牙の製作記事を始めていきます。

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◇　　◇　　◇　　◇　　◇　　◇

樹脂粘土をこねて　おおまかに頭部を作っていきます。

目のくぼみの部分は　つまようじを　押し当てました。

下あごの部分は別パーツとし、後からくっつけることに。

写真の撮影条件が違うので、色合いが変ですね。すみません。

原作を読み返しながら　光牙の絵をよく見直すと、頬がちょっと出張っています。ちねった粘土を　盛りつけて、某ハンバーガーショップの　かきまぜ棒を　ヘラに、整形していきます。

このとき、水を垂らしてビショビショにしてやっています。

その方が、継ぎ目が埋まってくれるからですね。

さて、今度は胴体（？）を作っていきます。

棒ヤスリの持ち手のサイズがちょうどよかったので、この持ち手を芯にします。

びよーんと、粘土を伸ばします。

樹脂粘土は乾くのが早いのが　いいところ。

３０分ほど寝かせたあと、芯を抜きます。

先っぽには、ネオジム磁石を埋めておきました。

中を空洞にしたのは、もちろん軽量化のためです。

その後、涙滴状のパーツを　ひまわりの花弁のように貼っていきます。

頭部と胴体の大まかな感じ。

このふたつを　くっつけたあと、スキマを粘土で埋めつつ　液体粘土を塗布します。

その画像を撮り忘れました。。。（痛恨）

さて、問題は色です。

マンガでは白でしたよね、コアンヤア。

なので、イメージは白だったのですが、立体物にすると粘土細工そのまんま　なんですよね。

それに、目の部分との違いも設けたいところです。

そこで、マンガの表紙や、ネット画像で調べてみると、淡い黄色で描かれている場合もあるようでした。

青白い閃光なんてのも　いいかなって思ったんですが、寒色系より暖色系の方が　空間の広がりも出るのかと思い。黄色にしてみました。

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と、いうわけで　完成です。

光を当てて撮影したのが、上。

照明を落としてみましょう。

けっこう粘土細工っぽさが出ちゃってますね。。。

胴体部分に微妙なひねりを　入れたのが　いい味になりました。

こういうあたり、モビルスーツのビームエフェクトとはちがいますね。

接写すると　こんな感じ。

今回、初めて知ったのですが　光牙って、背びれがあるんですね。

さて、反則的なお遊びを　ひとつ。

「ハアッ！」

孫悟飯さんに協力してもらいました。

まだ八雲を作っていないので。

これをライトアップすると、こうなります。

こうしてみると、黄色にして良かったなって思います。

以上、光牙（コアンヤア）でした。
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