八雲のホバーボードとして活躍! 移動用獣魔の走鱗(ツォウリン)を作ってみた。
走鱗(ツォウリン)
藤井八雲が光牙と同時に手に入れた獣魔が走鱗(ツォウリン)である。走鱗はボード状の背板に術者を乗せて走る移動用獣魔であり、走鱗と契約した八雲の機動性は飛躍的に向上した。戦術の幅がひろがった八雲は、やがてフェイントやおとり役としても走鱗を放つ場面も見受けられた。
使用したマテリアル 100均の樹脂粘土
100均のネオジム磁石
100均のアクリル塗料
どうも、かつてスーファミ用ソフト「3×3EYES 聖魔降臨伝」を発売日に購入し、根性でクリアした経歴を もつ八十六仙人です。
グプタ―のせいで ひどい目に遭いましたが、あのゲームの難易度を少しでも下げる方法って、ご存じですか?
最初に空港で いろんな場所に移動できるんですけど、なぜか中盤に行くべきダンジョンにも 行けてしまうんです。
当然、敵が強いんですが、三只眼が攻撃してくれれば倒せなくもない相手ばかりです。
そいつらを数回倒すだけで レベルが爆上がりするので、序盤がサクサク進みます。
でも、このゲームをプレイされた方は 誰かひとりでも死ぬと ゲームオーバー→テンケテンテン♪という音楽とともに「ニンゲンの像」の画面が映し出される、というトラウマをお持ちでしょう。
いきなり強い敵とバトルして、八雲以外に攻撃されると一発で ゲームオーバーです。今でいえばリセマラに 近い方法だったかもしれませんね。
さて、そんな「聖魔降臨伝」では ピリオムとして登場しただけの ツォウリンですが、原作ではガンガン活躍します。トウチャオより 登場回数が多いんじゃないでしょうか?
今回は、そのツォウリンを粘土で製作しました。
(それはそうと、いまだにツオウリンなのかツォウリンなのか わかりません)
ツォウリンはマンガでは白いんですけど、カラー表紙や パチンコでリデザインされた画像をみると、灰色っぽいんです。
てゆうか、原作で「保護色」と言われているので、カメレオンのように 色が変わる獣魔なのかもしれませんね。
今回は、灰色ベースに作っていきます。
後で藤井八雲のフィギュアを作ったとき、カチッと乗せられるようにしたいんで、ネオジム磁石をしこみます。
黒塗料をまぜこんだ粘土で、磁石を包みます。
その黒い粘土を芯にして、おなかの部分を作ります。
最初はグレーの粘土を貼りつけて、デザインナイフでスジをいれたんですが、どうもステーキのようにしか見えなかったんです。
そこで、短冊状の粘土を一枚一枚貼りつけていく作戦にしました。この方が、立体感がちゃんと出ます。
この程度の手間をかけても、今回の総製作時間は、構想から2時間かかっていないですね。
元がシンプルで 作りやすそうだったから、走鱗を選んだってのもありますが。。。
次に、足のヒレですね。背中の板状の部分は、作業机の平面部分に粘土を押しつけながら作成しました。
高田裕三先生の描くサザンアイズのデザインには、どこかに三角フィンが入っていますよね。
このフィン状の足を 3対くっつけただけで、なんとなくサザンアイズのデザインになってきました。
お手軽に作りたかったんで、内部はこんな感じ。これから背中の板を接着します。尻尾は もっと長くてもよかったかな。
八雲の契約印を赤ペンで。
ちょっと目玉が出ているので、このあと少しカットして ひっこめました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ちゃんと照明を効かせて完成形を撮影!
かわいらしい感じになりました。
フェイオーのときも なんとなく意識していたんですが、サイズはガシャポンや食玩サイズにしたかったんです。
劇中でも、クウォンの体に貼られた呪符を バリバリ削るときなんかは、これくらい尻尾が短かったんで、ヨシとしましょう。
足フィンは、若干バタつかせてみました。動的なイメージを持たせたいなあ、と思って。
おなかはこんな感じ。爆風で吹っ飛ばされるときくらいしか 描かれない部分です。
このフィギュアのサイズですが、フェイオーのときと同じく 1/144HGUCジムと比べると わかりやすいのでは。
磁石をしこんでいるので、あちこちに くっつきます♪
壁を走るのもラクショーですね。
八雲を作るのが楽しみです。