1/72 ヴァルケン 自作(といってよいか?)スクラッチ改造作例 完成写真
1/72 ヴァルケン
<機体解説>
環太平洋合衆国海兵隊の主力アサルトスーツ(AS)。生産コストは高いものの、芸術品と称されるほど極めて高い基本性能と汎用性を持った量産型ASの最高傑作と称されている。80mmバルカンポッド、ハードナックルを基本装備とし、レーザーキャノン、ハンディTOWランチャーなど各種アタッチメントを装着することで多くのバリエーションが生み出された。肩部には電磁フィールド発生装置が備わっており、これで機体周囲360度を完璧に防御する事が可能だが、空中機動中は展開できないという弱点がある。またハードナックルは極めて強力な装備だが、そのエネルギーはジェネレーターの余剰出力によって賄われている。そのためシールド展開中はハードナックルのエネルギー充填が行われず、加えて地下道などでライト点灯中もハードナックルやレーザーを使用することができない。後部にブースターを増設することによって短時間の飛行も可能となる。ブースターは母艦から遠隔操作で射出、連結する事ができる。一方で大気圏突入能力は保有していない(一部公式ガイドブック、およびwikipediaより引用)。
使用したマテリアル uvレジン
樹脂粘土
石粉粘土
プラ板
しんちゅう線
ハンダ線
ティッシュペーパー
アクリル塗料
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ついフルスクラッチと言いたくなるんですが、原型をレジン複製して改造したものなのです。個人の趣味として愛でて 楽しみたいと思います。
今回、バックパックにネオジム磁石を仕込んだところ、重心が後方にかたむいてしまいました。
若干 自立が不安定になったので、カウンターウェイトとして、脚部に石粉粘土を詰め込んでみました。
その後は問題も解決です。
スクラッチ作例らしく、ズシリと重たくなりました。
良くも悪くも、この重量感がプラモデルキットとは違いますね。
関節軸を追加したので、しっかり腕も挙がります。
こんなオマケも作ってみました。
弾倉付きのサブマシンガンです。
ストックは事務用品のクリップです。今回 クリップが大活躍ですね。
銃本体はプラモのジャンクパーツと クリップでスクラッチしましたが、弾倉部分はORIGIN版1/144ザクに付いていた弾倉を そのまんま装着してみました。
ヴァルケンの背中にコンセントを設けたので、取り外し可能です。
どうも、ザクにあの弾倉をつける気になれず、そのまま ジャンクパーツにしていたのですが、ヴァルケンに着けてみたら ぜんっぜん違和感なかったですね。
また、肩のエンブレムはファルメル隊の部隊章を さかさまにしたものです。
気づいた方、いますかね?
さて、コチラが コクピット開閉のオープニングシーン。
きちんと肩が後方にスライドしています。
惜しむらくは、頭部です。
あのムービーだと、コクピット開閉のときでも 頭部は上を向かず、正面を向いたままなんです。
エルガイムみたいに、頸部ユニットごと後方にスライドしているようにも見えます。
今回の作例では、スコープドッグみたいにコクピット天板と頭部がくっついたまま コクピットが開く仕組みになっていますが、ムービーシーンでは、そうなっていないってことです。
ただ、このギミックを再現するには、さすがにこのサイズだと 強度面でキビシイものがあり 断念しました。
もし、どなたか ピーエムオフィスエー製プラモデルのヴァルケンを 改造される際には、そのへんの こだわりギミックを再現していただきたいものです。
さて、ヴァルケンのコクピット内部です。
サブモニターが可動するようにしました。
シートベルトは、フツーの西洋紙を着色してボンドで加工。
でも、シートが覆われて見えなくなるのもイヤだったんで、あえて接着せず、そっと置くだけにしました。
天板はこんな感じ。
今思えば、配線コードが頭部に向かうディテールは良かったんですが、その穴が唐突すぎますね。。。
なにか簡単に縁取りでもすればよかったな、と反省しています。
天板には、母艦との通信モニターをつけてみました。
オペレーターとの会話は、このモニターを通じて おこなうことになります。
お次は、追加ブースター。
ゲームでおなじみの横ショット。
2面でいきなり岩に押しつぶされた悪夢を思い出しますね。
あと黄昏をバックに、シャトルにビームを照射するシーンとか。
こうしてみると、飛行可能なぶん、ヴァルケンってガンダムより優秀な機体じゃないでしょうか。
斥力を無効化する電磁フィールドもありますし。
クライヤーホイール・ダッシュ。
公式ガイドブックによると、電磁モーター駆動なんだとか。
もっと かがんだ姿勢をとりたかったなぁ。。。
索敵警戒中のヴァルケン。
ちょっと撮影時の照明が明るすぎましたね。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
ではでは。
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