ダンバイン40周年! HGABビルバインを原型がなくなるほど改造した【その4】
さて、前回は胴体部に 四苦八苦しました。
でも、人体の解剖学的に矛盾しない構造にできたので 個人的に満足です。
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今回は腕パーツから始めましょう。
上のパーツにある一部のピン状部分を 切り取るだけで、わずかですが 可動域が増します。
当初は関節自体を自作する予定でしたが、なかなかうまくいかず キットのまま利用することに。
でも、キットのままだと 可動域が乏しすぎるので、上腕部分に もうひとつ関節軸を加えました。
「その1」でご紹介したように 太ももににロール軸を追加したぶん、脚部が延長されましたから、腕も同等に伸ばす必要がありました。
この追加関節軸を 樹脂粘土で覆ってしまえば、上腕と一体化して見え、なおかつ延長工作も兼ねられる、という寸法です。
なお、樹脂粘土でプラ表面を覆うには、上の写真のとおり、プラ面を縦横無尽に切りつけて 荒らしておかないと うまくいきません。
つづいて この写真は何をしているかというと、
太めのしんちゅう線を芯にするように 樹脂粘土を巻きつけていきます。
粘土製のチューブをつくるイメージですね。
それをネギのように 切って前腕部に貼りつければ、
はい、ヴェルビンっぽいですね。
大雑把にチューブを乗っけたあと、スキマを樹脂粘土で埋めていき、それらしく整形していきます。
軽量なので、腕が沈む心配はありません。
粘土特有の ゴワつき、そして歪さが オーラバトラーの装甲が生体(=強獣)由来であることを 強調してくれます。
気分転換に、オーラライフルの工作にうつります。
プラ板からのスクラッチです。
荒吐氏ビルバインの、中世風ライフルを参考にします。
ソードと鞘、そしてライフルの途中経過。
つぎに、かなり迷ったのがオーラキャノンです。
そもそも「キャノンは世界観に合うのか」という問題があります。
いっそ割愛するのも 選択肢のひとつでしょう。
ですが、南郷の魔改造ゼロ戦を葬ったオーラキャノンは、どうしても外せませんでした。
(原作でもスパロボでもなく、狂四郎ネタを重視するあたり、当サイトの悪いクセと思ってください)
キットのままだと カンタンにへし折れそうな基部でしたので、ちょっと加工をしておきました。
このあと、やはり荒吐氏ビルバインを参考に、中世っぽい外装に仕上げていきます。
お気づきの方もおられるでしょうが、わたしのビルバインは、個人的に「おお、超すっげえ!」と思う荒吐氏ビルバインと、毒島氏ヴェルビンを参考にしています。
次回が工作編のラストになるでしょう。
今年(2023年)も いろいろありましたが、来年は穏やかな一年になってくれればいいなあ、と思います。
では、よいお年を迎えてください。








