【完成】EGガンダムのG3化、そして高機動型ガンダムへの改造!
RX-78-3 G-3ガンダム/高機動型ガンダム
<機体解説>
地球連邦軍のRX計画で生み出されたRX-78ガンダムには、複数の機体が存在する。そのうちの3つめ、かつ3番目の仕様機が、RX-78-3、俗に「G-3」と呼ばれる灰色のガンダムである。レーザー加速器を一新した新型核融合炉の搭載と、関節駆動部分にマグネットコーティング(MC)が施され、反応速度が電磁的強化されている点が特徴である。G-3ガンダムの存在については諸説あり、ペガサス級揚陸艦ブランリヴァルに搭載されてア・バオア・クー戦に参入した記録が残されているほか、かのアムロ曹長(→少尉へ)の乗機であるRX-78-2が、コンペイトウで強化された仕様がG-3であると解釈される場合もある(が、融合路には手を加えられていないため、あくまでも「MC処理のG-2仕様機」という主張もある)。
つづいて、「高機動型ガンダム」はRX-78の強化プランである「FSWS計画」の一環で、宇宙用高機動型ユニットを追加された仕様である。スペック上は、ニュータイプ専用機のRX-78-NT-1、通称「アレックス」を超える運動性を示したといわれている。のちの世にヨコハマで建造された、ガンダムの再現モデルRX-78F00の秘匿データの中に、「HMT(ハイマット)」と記載された高機動型追加装備のプランが発見されている。
使用したマテリアル EG 1/144 ガンダム
ジャンクパーツ
樹脂粘土
ネオジム磁石(100均、HIQパーツ2mm丸形)
今回は、傑作キットであるエントリーグレード(EG)ガンダムを使って、カンタン改造を施してみました。
シュメルツにひきつづき、樹脂粘土をガンプラ改造に応用できるか、という実験的イミもあります。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
まずはG-3ガンダムの正面から。
G-3にはいくつかのカラーパターンがあります。
グレーと紫で配色されたバージョンを 目にされた方も多いでしょう。
あちらは、1996年の3月にマスターグレード版(ver.1.0)が発売されたときに、再配色されたものです。
ネット情報では ランナーの都合だとかなんとか。
その後の関連書籍、プラモデルの説明書などなどで、「RX計画機は週ごとに仕様が異なると言っても過言ではない」とまで言及され、ついに「なんでもアリ」が公式化するに至った感があります。
後ろ姿。
バーニアの肉抜き穴は、樹脂粘土で埋め立てました。
この写真ではフォーカスをあてたぶん 目立って見えますが、肉眼では ほぼ気になりません。
お次に、肘関節。
ライフルを構えた射撃体勢!
EGガンダムって、グッと力をこめたポーズが しっかり決まります。
歴代サイコーの1/144ガンダムといっていでしょう。
フェイスも好みですね。
カトキ先生に 寄りすぎてるわけでもなければ、大河原先生や安彦先生に 寄っているわけでもありません。
強いて言えば、夏元コミックのガンダム顔に近く、万人が納得する造形だと思います。
G-3は宇宙を駆ける機体というイメージがあるので、写真をサカサマにして なんちゃって無重力感を演出。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
では、このG-3ガンダムに 高機動型ユニットを装着!
灰色に青が映えます。
本体を紫にしなくてよかったと思いました。
胸部と脚部には、あらかじめ本体にネオジム磁石を埋め込んでいます。
強化パーツ側にも磁石を埋めこみ、脱着は容易です。
やろうと思えば、セミアーマードガンダムもできそうです。
背面です。
この作例は、冒頭にも述べたとおり 樹脂粘土の実験的意味合いもこめています。
面出しに まだまだ課題があるようですね。(※追記:粘土細工を進化させてみました→1/144ヘビーガン記事参照)
フツーにプラ板工作したほうが、ちゃんとしたエッジを出せそうです。
でも、ラクちんなんですよね。。。粘土って。
机に押しつけるだけで平らになるし。
レジン複製したアレックスのスラスター。
エッジがだるくなっていますが、もともと丸みのある形状でしたから 許容範囲でしょうか。
高機動型ガンダムを製作するにあたり、二連装砲のガンサイトの位置はモデラ―によって ちがいがあるようです。
わたしは、ホビージャパン誌2002年9月号に掲載されていた 細井伸一氏の作例を参考にしましたので、ガンサイトはグリップの外側に向かって取りつけています。
(のちにガレージキット化されたのか、そっくりの改造パーツがB-CLUBで発売されていました。)
また、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で限定発売されている「RX-78F100HMT 高機動型ガンダム」でも、ガンサイトは外側にあります(プレバンで販売してくれ、という声が多数)。
サイトをのぞき込むときに、二連装砲を横向きに構えることを前提にするならば、ガンサイトの位置は外側になるでしょう。
飛んでるイメージなんですが、ちゃんとスタンドを使わないと、転んだようにしか見えませんねw
ところどころに市販のディテールアップパーツとジャンクパーツを利用しましたが、樹脂粘土利用の最大のメリットは、工作がとにかく早い! ですね。
パテに比べて無臭、安価なのも魅力です。
でも、削りだしには あまり向いていません。
表面をガシガシ削ったあとは、水で撫でてやらないと、ボロボロします。
このへんは、塗料で覆ってしまえば問題ないようにも思えますので、もう少し研究してみようと思います。
(オーラバトラーには 粘土がよくなじんだので、後日アップしますね。→こちらにアップしました。)
パテでも同じことがいえるでしょうが、粘土をモビルスーツに使うならば、平面構成の連邦製より、丸みの多いジオン製の方と相性がいいかもしれません。
ではでは。
製作記事はコチラです。
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