ダンバイン40th記念! 旧キットのダーナ・オシーを禍々しくフル改造!
オーラバトラー ダーナ・オシー
ダーナ・オシーは、ショット・ウェポンのもとでオーラ・マシンの開発に携わっていたコモン人、ドルプル・ギロンの協力にて建造されたオーラ・バトラーである。ギブン家がドレイクに対抗する戦力として重宝されるも、オーラ・バトラー開発黎明期において、様々な技術を模索しながら設計されたため、ドレイク軍のドラムロに見劣りのする性能となってしまった。そのドレイクの起こした争乱から数百年の時をえて、バランバランから西に離れた山奥にて、とある部族の守り神として安置されていた本機は、バイストン・ウェルに波紋を広げる新たなオーラ・ウェーブによってゆっくりと覚醒するのだった(後半は筆者の創作で、公式とは全く関係ありません)。
使用したマテリアル 1/72 ダーナ・オシー
100均の樹脂粘土
100均の石粉粘土
100均のuvレジン
Hi-Qネオジム磁石
ジャンクパーツ(ポリキャップ)
また二次創作バナシをやってしまい、痛々しい感じになってしまいましたが、好きにやらせてください。
というわけで、ダーナ・オシーを製作しました。
「HGサーバインの隣に置いても違和感が出ないように、おどろおどろしく、禍々しく」
これが製作の方針でしたが、どうでしょうか。
正面はコチラ。
コクピットの赤いキャノピーが斜めに曲がってるの、わかります?
コレは あえて修正せずに このままにしたんです。
「コモン人たちだけでの手作り感」が出るかなって思って。
オーラ・コンバーターの排出口もごらんください。
いびつに曲がっていますよね。素人の陶芸みたいに。
お断りを入れるのがダサいんですが、これも わざとです。
レジンとガーゼで作ったコクピットハッチ。
半分開けたところです。内部は筋肉繊維でゴチャゴチャ。サーバイン準拠として、メカメカしいコンソールなどは配置していません。
こういうコクピットって、アニメ設定重視の人から見たら 「ブレンパワードっぽい」って言われるかも。
普段、わたしはツヤ消しで仕上げるんですが、今回は「なまめかしさ」を出したくて、ツヤありニスを塗ってみました。
けっこういい感じの表面に仕上がったのですが、100均のニスだったためか、「べたつく」のは閉口しました。
梅雨時なんて、塗装が一部剥がれてしまいましたし。。。
なので、たぶんニス仕上げは もうしないと思います。
それと、教訓として得たものは、
「樹脂粘土は あらかじめグレーか黒に着色してから造形する」
です。
塗膜が剥がれたとき、粘土の断面が白だと かなり目立ってしまい、もう一度塗り直すのが手間だからです。
その点、粘土の断面がグレーや黒なら、万が一塗膜が剥がれても、ダメージ表現として片づけやすいんです。
お面をかぶせたところ。
面の欠けたところから目玉がギロリ。
「ダーナ・オシーの奇妙奇天烈な顔は、実は民族衣装風のお面」というアレンジですね。
そういえば、ダーナ・オシーの初期稿は、目玉がぼろりと垂れ落ちている、なんともグロイものでした。
目がちらり という写真を二種類撮影して、どっちをアップしようか迷った挙句、両方アップすることにしました。優柔不断です。
製作記事に書くべきだったのでしょうが、前腕部は2mmほどプラ板で延長しています。
キャノピーを外した状態がコチラ。
粘土遊びの延長なので、複雑な筋肉繊維のモールディングもラクちんでした♪
このカットが、一番アニメ風のダーナ・オシーに近いかも。
コンバーター裏面の、腸のヒダヒダみたいなディテールはお気に入り。
キモイのが好きなわけじゃないんですが。
キャノピーのガーゼがなんとなくいい仕事をしてくれています。
肘関節をはじめ、ポリキャップ化していない関節部は、キットのとおりプラとプラをこすり合わせる構造のままです。
ですから、何もしないと、へたってしまいます。
そこで、関節部の摩耗部分にあらかじめボンドを薄く塗っておきました。
装甲に手ごね感が溢れていますね。
これ、モビルスーツだと絶対に似合わないでしょう。
生物的側面の強いオーラ・バトラーだからこそ、こうしたグネグネ、うねうねした表現がマッチするのだと思います。
ぜんっぜんカンケーないハナシですが、こうした生体兵器をいじっていると、「強殖装甲ガイバー」を思い出します。
あの続きはいつ出るのでしょうか。
【PR】