HGビランビーの改造・改修 ー今までありそうで無かった装甲表現を目指してー【製作】
災害派遣から もどってきました。
ホビーを主体とする 本サイトの趣旨としては 重たいお話かもしれませんが、被災地への寄付金や援助金について 少々の私見を。
復興支援のための募金は、被災された方の励みになりますが、残念ながら被災者の手元に届かない例も少なくありません。
東日本大震災のときには 支援金が余ったものの、仮設住宅で暮らす人々ではなく、本来の復興費用とは関係ない事業に割り振られてしまいました(被災者の遺伝子を調べるとか、意味不明な事業など 怒)。
わたしは、ふるさと納税という形で、被災地支援をしようと思います。
ショッピング気分で、というわけではありません。
ふるさと納税は、税金の使途を指定できるからです。
きちんと、被災された方にのみ お金が届くようにしたいのです。焼け太りなど、もってのほかなのです。
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さて、今回はプレミアムバンダイで 発売されたHGビランビーを いじろうと思います。
自慢になるかどうか わかりませんが、幸いなことに、一次販売をゲットできたのです。
旧キットと並べても 違和感のない箱絵です。
ちなみに、新HGダンバインのパッケージの方も、ビランビーとの死闘の場面だったりします。
とりあえず、ささっと素組みを。
仮組みなので パーツにはスキマがあります。
実物では気にならなかったのですが、写真で見ると、ちょっと四肢が細身でしょうか。
少し太らせようかな、とも思いましたが、レプラカーンやズワウスのような ずんぐりむっくり体型のオーラバトラーとの差別化を図るイミでは、このままでもいいかもしれません。悩むなあ。
とりあえず、わたしのオーラバトラー製作の定番工作を。
膝関節をはじめ、下半身の内部に石粉粘土を詰めて、重たくします。これは、背中のオーラコンバーターとのカウンターウェイトになります。
伝説級名キットとなった旧1/100νガンダムの工夫と同じですね。あのキットは、たしかフィンファンネルの重みへのカウンターウェイトとして、膝・腰パーツをダイキャスト製にしていましたよね?
さて、ダーナ・オシーやサーバイン、ビルバイン同様に、コクピット開閉ギミックをしこみたいので、こちらはデザインナイフを何度も当てて、分割させます。
問題は、ヒンジをどうやって仕込むか、ですね。→コチラについては試行錯誤の末、ラベルシールを蝶番に用いる作戦にしました。
オーラコンバーターの内部は 生物的にしようと思うので、樹脂粘土を接着できるように荒らしておきます。
粘土に少しの赤塗料を混ぜて こねれば、生々しいピンクになります。
樹脂粘土を しっかり密着させるコツは、プラモの表面をしっかり荒らすことと、たっぷりの水を使うことでしょうか。粘土を塗る、という表現のほうが しっくりくるかもしれません。
樹脂粘土を塗布したあとは ヒダを形成していきます。この作業も決して難しくはありません。細い棒を押し当てるだけです。ツマヨウジでもいいのですが、わたしは100均で買った、丸型スポットを押しつけるアイテムを使いました(手芸コーナーで売っていたものです。名称を忘れました)。
このヒダには、塗装の段階でグラデーションを付加することにします。
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さて、今回の作例のテーマでもある、装甲表現について とりかかりたいと思います。
表題に乗せたとおり、このHGビランビーは 自分なりの装甲表現をテーマにしようと思っています。
樹脂粘土で装甲表面を覆う方法は、あまり使わないでいこうと思います。
あのやり方は 便利すぎて、造形スキルの引き出しを狭めてしまうかなって思ったからです。
装甲表現を考えるにあたり、「ビランビーらしさって、なんだろう?」という思いが頭をよぎりました。
ビランビーは、ダンバインの上位機種という立ち位置のオーラバトラーですが、特筆すべき特徴は 初めてオーラ増幅器を備えた点にありましょう。
コモン人でも操れる普遍性があってこそ、その後のレプラカーンなどの強力なオーラバトラーの発展につながっていったのです。ということは、ビランビー自体にも どこかショット・ウェポンとゼット・ライトによる実験的な要素があったにちがいありません。
わたしが ビランビーの開発背景を想像しつつ、同時に想起したのは、「半魚人っぽさ」でした。
魚のヒレがついていたり、装甲色が真っ青だったり、ビランビーの意匠には 水属性がついてまわっているように見えるのです。
そこで思いついたのが、スケイル・アーマーです。
つまり、鱗ですね、うろこ。
いささか短絡的かもしれませんが、
「アの国の開発者たちが 強獣以外の素材にも着目した結果、海に住まう堅牢なヨロイクジラの外殻を加工・利用することになった」
というオラ設定を考察。開発陣の実験的要素として、「海洋生物を利用してみる」のは十分にありうるのでは。
むろん、ヨロイクジラなどは適当に考えた名前です。たぶん、劇場版SEEDの影響で「なんとかクジラ」の響きに引っ張られたのでしょう。
しかし、ウロコ表現と言っても、モールディングだけでうまくいくのでしょうか。
ウロコを表現したいのであって、ウロコ状の線を彫っただけでは、ウロコ模様を描いたに過ぎないのでは。
たぶん、なにか工夫をしないと、ヤクザの紋々と大差がなくなってしまいます。
このウロコ表現に対して 複数のアプローチでチャレンジしたいと思いました。
そのひとつは、さきほどの前腕部の<彫りウロコ>でした。
そして 脚部には、丸型彫刻刀でU字のキズを ザクザクとつけてみることにしました。ささくれだった感じが ウロコっぽくなるだろうなあ、と思いついたのです。
が、この方法は失敗でした。
ランダムでザクザクやってしまったため、単に装甲表面が汚くなっただけでした。
のちほど、この脚部には接着剤を塗って、ハブラシでトントンと叩き、別の装甲表現に変更しました。
このささくれ作戦の失敗を活かし、別の方法にしたのが、大腿部。
前回、樹脂粘土の使用を避けたいと 言いましたけれども、こういう使い方はどうでしょうか。
いつものゴワつかせる使い方ではなく、ウロコをモールディングするための下地として、樹脂粘土を薄く塗布してみました。
さらに、ウロコを一枚ずつ作成して貼りつけていきました。これなら間違いなく、本物の鱗ディテールになります。
なお、この作業は、話題のバーンブレイバーンを視聴しながら行いました。気がついたら 手元には相当量の鱗パーツができていました。
サイコーですね、ブレイバーン。
いきなりカニカマみたいな写真が出てきましたが、こちらはふくらはぎです。
ビランビーのふくらはぎは、謎の黒い装甲に覆われているのですが、その用途が不明でした。そこで、この黒い部分は 高機動性を担うふくらはぎを守る装甲という風に考察しました。ビランビーはダンバインの強化型ですから、内部骨格オーラマスル(筋肉)が割増しになっているに ちがいないです。
羽根には、蓄光パウダーを溶かした透明uvレジンを塗って固めました。
オーラの光がまたたいているように見えればいいなあ。
オマケです。
スプレー缶の底面を型取りして作ったドーム状レジンに、樹脂粘土で彫刻風の模様をつけていきます。
どんなパーツになるのか、完成編をお楽しみに。
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