HGビランビーの改造・改修 ー今までありそうで無かった装甲表現を目指してー【その1】
災害派遣から もどってきました。
ホビーを主体とする 本サイトの趣旨としては 重たいお話かもしれませんが、被災地への寄付金や援助金について 少々の私見を。
復興支援のための募金は、被災された方の励みになりますが、残念ながら被災者の手元に届かない例も少なくありません。
東日本大震災のときには 支援金が余ったものの、仮設住宅で暮らす人々ではなく、本来の復興費用とは関係ない事業に割り振られてしまいました(被災者の遺伝子を調べるとか、意味不明な事業など 怒)。
わたしは、ふるさと納税という形で、被災地支援をしようと思います。
ショッピング気分で、というわけではありません。
ふるさと納税は、税金の使途を指定できるからです。
きちんと、被災された方にのみ お金が届くようにしたいのです。焼け太りなど、もってのほかなのです。
「ふるさと納税なら 本当に納税者が望んだように」と 信じすぎることにも いささかの不安があるのですが、現状において 大勢の人が使い慣れた方法で、簡便かつ確実な手段といえば、ふるさと納税がベターなのではないでしょうか。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
さて、今回はプレミアムバンダイで 発売されたHGビランビーを いじろうと思います。
自慢になるかどうか わかりませんが、幸いなことに、一次販売をゲットできたのです。
旧キットと並べても 違和感のない箱絵です。
ちなみに、新HGダンバインのパッケージの方も、ビランビーとの死闘の場面だったりします。
とりあえず、ささっと素組みを。
仮組みなので パーツにはスキマがあります。
いちどハメると外しにくいパーツは 除外しています。
実物では気にならなかったのですが、写真で見ると、ちょっと四肢が細身でしょうか。
少し太らせようかな、とも思いましたが、レプラカーンやズワウスのような ずんぐりむっくり体型のオーラバトラーとの差別化を図るイミでは、このままでもいいかもしれません。悩むなあ。
とりあえず、わたしのオーラバトラー製作の定番工作を。
膝関節の内部に石粉粘土を詰めて、重たくします。
これは、背中のオーラコンバーターとのカウンターウェイトになります。
伝説級名キットとなった旧1/100νガンダムの工夫と同じですね。あのキットは、たしかフィンファンネルの重みへのカウンターウェイトとして、膝・腰パーツをダイキャスト製にしていましたよね?
脚部にも石粉粘土を詰めますが、あまりみっちり やりすぎると、股関節と膝関節がすぐにヘタレてしまうかもしれません。オーラコンバーターに負けなければ十分です。
で、そのオーラコンバーターは できるだけ軽量化しておきます。
カンナがけですが、こちらも やりすぎると耐久度が下がるので ほどほどにしておきます。
特徴的なブロック状のコクピット。ダーナ・オシーやサーバイン、ビルバイン同様に、開閉ギミックをしこみたいので、こちらはデザインナイフを何度も当てて、分割させます。
分割できました。
問題は、ヒンジをどうやって仕込むか、ですね。
今回のビランビーは、どういうカタチにもっていくか まだ決めていません。
手を動かしながら、ギトールっぽさを目指すのか 今まで作ってきたオーラバトラー風にするのか 考えています。
オーラコンバーターの内部は、生物的にしようと思うので、樹脂粘土を接着できるように荒らしておきます。
今回の表題に乗せたとおり、このHGビランビーは 自分なりの装甲表現をテーマにしようと思っています。
樹脂粘土で表面を覆う方法は、今回はあまり使わないでいこうと思います。
あのやり方は 便利すぎて、造形スキルの引き出しを狭めてしまうかなって思ったからです。
旧キットをいじる時に また使うとして、今回のような最新キットを改造する場合は、なるべく素のキットを活かしていこうと思います。